ドラマ「貴族探偵」

月曜よる9時からのドラマ『貴族探偵』最終回結末までのネタバレ(最終回ネタバレを追記しました)と全話のあらすじを公開しています。

このドラマには同名小説の原作がありますが、その続編小説『貴族探偵vs女探偵』もこのドラマの原作として存在しています。

月9の歴史として30週年を迎えるドラマにふさわしい超豪華なキャスト陣ですが、早くもパクリ疑惑が出ているようです。

パクリ疑惑が出ている作品は・・・

  • 富豪刑事
  • 謎解きはディナーのあとで
  • IQ246~華麗なる事件簿~

の3作品で、小説が原作となっていることと、登場人物のキャラが若干似ていることからそう言われているようですね。

しかし小説『富豪刑事』は内容がパクリとは違うと思いますし、小説『謎解きはディナーのあとで』に関しては出版自体が小説『貴族探偵』より後なので違うと考えられます。

ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』が一番キャラ設定的にも近いような気もしますが、このドラマはオリジナル脚本で物語は進みますが、放送されたのは2016年なので2010年に出版された小説『貴族探偵』の方が先に世に出ているのでパクリ疑惑は払拭できそうですね。

 

ただドラマしてどこまでパクリ疑惑といえるのか、その辺も考えながら見ると余計に面白いかもしれませんね。

ここでは、ドラマの相関図・全話のあらすじまとめのネタバレと最終回における結末のネタバレをしますので、見逃した方は参考にしてください。

ちなみにドラマ『貴族探偵』はフジテレビで系で放送されるので、1話~最新話までFOD(フジテレビオンデマンド)で配信されています。

登録後、最大1ヶ月間無料なので見逃しまった人もタダで見ることが可能となっています。

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ドラマ『貴族探偵』

人物相関図

相関図「貴族探偵」
※クリックすると大きくなります

ストーリー

ドラマの主人公は年齢、家族、学歴、住所、さらに本名までも不明。

己のことを貴族と名乗り、探偵を趣味にしている青年です。

物語では「貴族」「主」「御前」という呼び名しか登場しません。

働いている様子はなく、身なりは常に瀟洒、言動は紳士的でレディーファーストを心がけ、一方で貴族であるという自覚を強く持ち、権威に頓着することがなく常に泰然としています。

事件に出会った際には警察の上層部に働きかけ、現場を指揮する鼻形雷雨という刑事もしぶしぶ認める形で、事件解決に関わっていきます。

それでは貴族のお手並み拝見だ…そう誰もが思ったところ、なんと捜査、推理をするのは彼を取り巻く召使たち。

「推理などという雑事は、使用人に任せておけばいいんですよ」と言い放ち、事件関係者の女性と会話を楽しみ、遊びに興じている貴族にあっけにとられる周囲を尻目に、貴族へ絶対的な忠誠心を持つ、山本という執事、田中というメイド、佐藤という運転手の3人が現場分析、証拠集めなど捜査へと動き始めます。

そんな、破天荒な貴族たちと偶然に、かつ頻繁に同じ事件に居合わせ、貴族たちと競う形で謎に向き合うのが探偵の高徳愛香。

喜多見切子という女性探偵を師匠と仰ぎ、彼女に憧れて探偵になった愛香は駆け出しの新米ながら、探偵という職業に人一倍の誇りと信念を持っています。

そのため貴族のやり方には反感しかなく、貴族よりも先に謎を解こうと現場を奔走し、推理を積み重ねていきます。

いずれも見たこともないほど個性的で強烈にインパクトのある登場人物たちが織りなす物語は、ファンタジックでどこかコメディな部分も。

しかし、事件のトリック、謎解きは常人の想像を越える極上の本格ミステリー。

さらに、謎だらけの貴族は実は深い洞察を持って動いており、最初は「こいつは何なんだ!」という衝撃を受けるも、ドラマを見ていくうちに「もっと貴族のことを知りたい!」と魅了されることは間違いなし。

“主人公が推理をしない”前代未聞のミステリードラマは、一瞬も飽きることのない唯一無二のエンターテインメントとなります。

引用元:フジテレビ公式HP/貴族探偵

 

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結末ネタバレ

ここからはドラマ『貴族探偵』最終回における結末ネタバレ、および全話のあらすじを公開しています。

1話あらすじ

米探偵の高徳愛香は「師匠」と仰ぐ喜多見切子探偵事務所の女探偵だ。

喜多見切子探偵事務所のクライアントである玉村財閥の令嬢・玉村依子に高徳愛香呼び出され玉村家に行くと、IT企業の役員・笹部恭介の殺人事件にでくわしてしまう。

まずはじめに警察に連絡すると、捜査一課の鼻形警部補がやってきた。

すると執事の山本という人物が現れ、移動用の簡易サルーンへ案内されると、運転手・佐藤とメイド・田中の二人と、今では考えられないような服装の「御前さま」と呼ばれる、通称・貴族探偵だという若者が現れた。

すると「事件を解決しにやってきた」といきなりとんでもない発言をしてきたので、鼻形警部補は反抗する。

しかし貴族探偵は警察上部にコネがあるのか、たった一本の電話で捜査に加わることになる。

女探偵の愛香は貴族探偵に「私も捜査に参加します。あなたより先に真相にたどり着いてみせる」と宣戦布告した。

実は「貴族探偵」は師匠の喜多見切子に1年前推理対決で勝っており、愛香はそのことで因縁の相手だと勝手に思い込んでいたのだ。

愛香と鼻形警部補が殺人現場を検証していると、執事の山本が何かメモをとっていた。

6人でパーティをしていたというが笹部恭介が亡くなってしまい、残りの5人に事情聴取をしてみると、玉村依子以外の4人は笹部恭介に対して複雑な怨恨があることが判明する。

あとは事件現場周辺で朝方4時頃停電が起きていたことと、「ジリジリ」という物音が聞こえていたことも情報として入手し、これも執事の山本は念入りにメモを取る。

メイドの田中は現在わかっている事件の全容をこと細かにまとめ、さらには犯人と疑われる人物・重要参考人などの人物相関図まで作っていた。

ここで愛香が真相に近づく証拠を掴み、推理の場を設けるが見当違いの推理を披露した。

そこで貴族探偵が使用人たちに推理させ真相にたどり着き、犯人は見事に確保となった。

愛香が見当違いの推理をしてしまい落ち込んでいると、貴族探偵が来るまで帰宅しようとしたので、追いつき窓を開けさせ「私は許せないんです。推理をしないのにあなたが探偵を名乗っていることが・・・あなたを探偵とは認めない!」と言った。

すると貴族探偵は「探偵とは何ですか?事件を解決できないものは探偵ではないですよね・・・女探偵さん」と言って車は発進してしまった。

愛香は自分の探偵事務所に戻ると、そこに喜多見切子が現れる。

愛香は切子に今日あったことを話し「師匠と貴族探偵の関係って・・・?」と聞こうとするが、そこにはすでに切子の姿はなかった。

 

・・・2話に続く

じょにぃじょにぃ

相葉くん、最初合わない役と思ってたけどなかなかハマリ役じゃないの?

ねじれ男ねじれ男

仲間由紀恵どこに出てるのかと思ったら、スマホの音声ナビ・ギリ(おそらくSiriのパクリ)の声かよ(笑)

中野さん中野さん

井川遥と武井咲の変顔対決は、ミステリードラマには必要ありません!

2話あらすじ

探偵・喜多見切子の後継者として「優秀な探偵」として新米探偵・高徳愛香は、人気ミステリー作家である厄神春柾先生に取材を依頼され別荘に招かれる。

そこにいきなり、貴族探偵が現れた・・・もちろん使用人たちの山本・田中・佐藤の3名もいる。

そして貴族探偵と愛香はミステリー作家・厄神先生の別荘に着くと、メイドの田中が大興奮・・・大ファンだという。

貴族探偵が別荘に土足でずかずか入っていき、誰も入ることは許されていないという厄神先生の仕事場にも入っていった。

すると、厄神先生はベッドの上で頭から血を流し、倒れている・・・鈍器のようなもので殴られたようだ。

殺人の第一発見者となった貴族探偵の執事である山本が、早速警察に連絡していた。

貴族探偵は「とりあえずこの事件はあなた(愛香)に譲りますよ。ベストセラーミステリー作家が殺されたんですよ・・・名前をあげるチャンスじゃないですか?女探偵さん」と愛香を挑発するように推理をうながした。

現場に警察が到着する・・・やってきたのは管轄外の鼻形警部補だった。

鼻形警部補のチームは貴族探偵担当に任命されたようだ。

愛香と鼻形警部補は現場捜査と被害者の妻・令子と厄神先生の編者者たち日岡美咲・松尾早織・滝野光敏らにアリバイ確認などの聴取を行う。

そこには厄神先生の作品の大ファンであるメイドの田中も捜査に加わる。

すると愛香が厄神先生の仕事場から見つかった一つの手帳の中身を見て「そういうことか、犯人がわかった」と言って、貴族探偵が用意した場所でまた推理ショーが始まった。

 

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愛香は饒舌に推理を語りだした。

そして犯人は編集者の日岡美咲と松尾早織の共犯だという。

それは厄神先生が「二人の編集者が愛人」の存在を、手帳に書き記していたためだった。

二人は二股をかけられていたことに気づき、その怒りを厄神先生に向けることで協力して殺したんだという。

そして、愛香は「これがこの事件の真相です」と胸をはって堂々と言った。

しかし貴族探偵はまたも愛香の渾身の推理を否定し、今回はメイドである田中に推理を任せる。

田中はまさに見事な推理を披露した。

田中曰く、犯人は妻・令子と編集・滝野光敏だという。

おそらく令子と滝野は不倫関係にあり、不倫現場を厄神先生に見つかってしまい、その場で思わず飾ってあったトロフィーで殴ってしまったのではないか、と動機まで推理した。

すると令子が自白しはじめ、二人は逮捕となる。

貴族探偵は愛香に「本当の悪は無実の人を冤罪に追い込んだあなたですよ」と言われ、さすがの愛香も「完敗です」とやけに素直だ。

愛香は探偵事務所に戻ると、喜多見切子が現れ「また(貴族探偵に)会ったの?」と聞かれ、愛香は「すいません、また師匠の顔にドロを塗ってしまいました」と謝った。

そんなことを話していると、愛香は「いまだに信じられないんですよね。1年前の、あの日・・・師匠、あれって本当に・・・」と話していると、切子の姿は消えていた。

 

・・・3話に続く

じょにぃじょにぃ

生瀬勝久のふざけキャラがハマってきた(笑)

ねじれ男ねじれ男

ついに武井咲が、鼻形警部補(生瀬勝久)のこと「鼻ー、はなー」って呼びたした(笑)

中野さん中野さん

1話では美人たちの変顔対決で始まりましたが、2話ではラストに美人たちがゴリラ顔対決で終わりましたね(笑)

3話あらすじ

子校生・垂水遥は一人で悩み喜多見切子探偵事務所を訪ねてくる。

新米探偵・高徳愛香が話を聞くと、殺人事件の犯人として逮捕されてしまった浜村康介が遥の交際相手で、さらには婚約者だという。

その事件とは、ある倉庫で身元不明の30代・女性が頭部と腕を切断され失血死してしまうという、世にいうバラバラ殺人事件だった。

事件の捜査は難航をきわめたが、一人の男が現場から数キロ離れた河川敷で、切断された遺体の部分と所持品を埋めていたのを偶然発見された。

取り調べの結果、殺されたのは宇和島逸子(31)の主婦だということが明らかになる。

逮捕された浜村は遥の通う高校の教師で、交際のことを知った宇和島逸子に脅されお金を払っていたという・・・動機もハッキリして警察は浜村が犯人だと確信するが、浜村は犯行を否定していた。

この事件を「禁断の恋の末」とマスコミが取り上げ、世間では遥のことを白い目で見るようになってしまう。

そして遥は婚約者のことを信じたいという願いも込めて、事件の真相を解き明かしてほしいと、喜多見切子探偵事務所・高徳愛香のもとを訪ねてきたという。

愛香は「捜査結果はあなたの望むものじゃないかもしれない・・・でも真相が明らかになるまで、絶対にあなたを見捨てないから」と遥に約束すると、遥は涙を流して悲しんだ様子だったので愛香は変顔をして遥を励ました。

愛香と遥が現場を見て回っていると、愛犬と戯れていた貴族探偵とその使用人たちが現れる・・・そしてこの事件の真相について紐解きをすることになる。

そして貴族探偵専属の鼻形警部補も現れ、貴族探偵が話をつけ、拘留中の浜村から愛香は事情聴取をできることに・・・そしてその聴取を執事の山本も聞きメモを取っていた。

警察捜査本部にまで情報を聞けることになり、メイドの田中が「塩浜町女性バラバラ殺人事件捜査資料まとめ」と称し、いつものようにその情報をわかりやすいようにまとめあげていた。

次に愛香と鼻形警部補は被害者・宇和島逸子の自宅を訪れ、夫のプロボクサー・宇和島政人のところに話を聞きに行くことに・・・すると貴族探偵たちが、愛香と鼻形警部補より前に話を聞きにきていた痕跡を見つける。

次に愛香と鼻形警部補が訪れたのは、宇和島逸子が殺される前に行ったとされる和菓子屋にも話を聞きに行くが、ここでも執事の山本に先を越されてしまったようだ。

そして最後は宇和島逸子が和菓子屋に行く前に行ったとされる、かかりつけの美容院の担当・小関仁美に話を聞きに行くと、その前には貴族探偵本人が来ていたらしい(おそらく使用人たちも一緒なんだろう)。

すると愛香は「真犯人がわかりました」と険しい表情で言う。

そしていつもの貴族探偵が用意した「謎解きの移動用サルーン」に浜村康介と遥、そしてアリバイを語った容疑者たちも集められる。

貴族探偵は「今日こそは期待を裏切らないでくださいよ、女探偵さん」と愛香に当てつけのように言う。

すると愛香が語り始め、犯人は宇和島逸子の夫・宇和島政人だと名推理を披露するが、いつもごとく当ては外れてしまう。

貴族探偵は愛香に「脇の甘いあなたとは違い、真犯人を絞り込んでいますよ」と自信たっぷりに宣戦布告した・・・そしていつものように使用人たちによって事件の真相が明かされる・・・真犯人は美容院・小関仁美だった。

執事の山本が推理をすると、小関仁美は動機を自白し始め真犯人は逮捕される・・・貴族探偵は「警察たちの愚鈍な捜査のせいで遥さんが傷ついた」と遥を を気づかった。

愛香が遥に「ごめんなさい・・・力になれなくて」と頭を下げると、遥は「私を救ってくれたのは、やっぱり愛香さんですよ。ありがとうございました」と言って、落ち込んでいる愛香を今度は遥が変顔をして笑わせようとした。

そして疑いが晴れた、浜村と遥は愛香に頭を下げその場を去っていった。

愛香はこの事件に過去の自分と師匠の喜多見切子を照らし合わせ、自分の手で解決したかったらしい・・・というのも愛香が喜多見切子と初めて会ったのは、当時女子高生だった愛香が喜多見切子探偵事務所にストーカー事件に真剣に対処してくれたからだった。

その時喜多見切子がかけてくれたのが「安心して、私はあんたのこと絶対に見捨てないから」と胸に突き刺さる言葉だったのだ。

そして愛香は貴族探偵に「遥さんを救ったのはあなたでした。これまでの事件だってあなたは何もしていないように振舞っているけど、本当は誰よりも早く事件の真相にたどり着いていたんじゃないんですか」と言った。

さらに「私はすべて人任せのあなたを探偵だとは認めません・・・でも、もうあなたの能力を認めざるを得ません。だから改めて決めました。いつかあなたを超えてみせます」とライバルとして認める発言をする。

しかし貴族探偵は愛香のことをあざ笑うかのように、いつの間にかその場から姿を見消していた。

 

・・・4話に続く

じょにぃじょにぃ

事件起きるとこに、貴族探偵あり!みたい…探偵も乗ってこういうパターン多いよね。コナンとか…金田一少年とかも

中野さん中野さん

このドラマのタイトルは「美人たちの変顔」で決まりですね…美人たちは静かにして!

4話あらすじ

探偵事・高徳愛香のもとに、アイドルオタクたちが依頼にやってきた。

事情を聞くとオタクたちが追いかけていたアイドルの有畑しずるが、ライブ後に突然ビルの屋上から飛び降り自殺してしまった。

完全な理由はわからないが、オタクたちの調べで田名部優という男が関係しているらしい・・・そこで「田名部優を探し出してほしい」という。

しかし愛香はアイドルオタクたちに「復讐に手は貸せない」と追い返してしまう。

すると入れ違いで喜多見切子探偵事務所のクライアントである玉村財閥の令嬢・玉村依子が訪ねてきて、話題のパワースポットである温泉旅館に誘われ、愛香は共に行くことになる。

浜梨館の女将・浜梨久仁子に二人は出迎えてくれ、浜梨館の温泉に現れるという「いづな様」を呼び出す儀式の間に案内された。

そして、その場に先に居た他のお客たちが赤川和美・金谷広成の二人で、後から鼻形警部補もいづな様のご利益を頂くためプライベートでやってきた。

そして次に儀式の間に集ったのが有戸秀司で、次に下北香苗とその横にエスコートしてきた貴族探偵。

下北香苗の付き添いで来ただけの貴族探偵ノ横にはいつもいる使用人たちは姿はない・・・そして最後にやってきたのが田名部優。

アイドルオタクたちが探していた人物だ。

そして女探偵・高徳愛香と貴族探偵(使用人たちはいないが)と鼻形警部補(プライベートだが)のいつもの役者たちが揃ったところで、密室殺人事件が起こってしまう。

翌朝、儀式に参加していた田名部優が温泉に入浴中、頭を何かで二度も殴られ裸のまま脱衣所まで引きずられ倒れていた。

第一発見者は鼻形警部補だ。

警察たちが鑑識にやってくる・・・と思いきや山奥にある温泉旅館に来るまでの吊り橋が壊されていた。

橋は、温泉宿側から壊されており、橋の復旧には最低でも1日はかかるらしい。

そこで愛香が推理に乗り出すと、田名部優が倒れていた温泉に備え付けられていた、電話の横にあったメモ帳に・・・

羽田発

14:30

というメモを発見・・・おそらく田名部優が書いたものだ。

愛香は田名部優のカバンから、一冊のノートを見つけ中を読むと「皆を集めてください。犯人がわかりました」と言って、温泉宿に旅客一同と女将・浜梨久仁子が集められた・・・もちろん貴族探偵もだ。

 

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愛香の推理を語りはじめる・・・犯人は女将の浜梨久仁子だという。

しかし田名部優が殺されてしまった時間は0時〜2時の間で、その時間は貴族探偵と女将は一緒にいたという・・・アリバイは成立してしまった。

そして事件の真相を貴族探偵が解き明かしてみせるという。

ついに貴族探偵の口から推理が語られると思いきや、貴族探偵が「あとは任せた」と言うと使用人たちが現れる。

運転手の佐藤が山を4時間で走破し、橋を引き上げ、執事の山本とメイドの田中、そして警察の鑑識たちも一緒にやってきた。

そして運転手の佐藤がとんでもない推理をして、真犯人は有戸秀司であることがわかり、鼻形警部補の手により確保された。

喜多見切子探偵事務所に戻ってきた愛香は、玉村依子と共にお酒を酌み交わし、貴族探偵の素性や情報を引き出そうとするが、玉村財閥の力を持ってしてもわからないという。

すると依子は「桜川おじいさまなら何か知ってるかもしれない・・・今度遊びに行くから一緒に行く?」と誘ってもらったので「行きます!」と愛香は貴族探偵の正体を暴こうと必死になる。

 

・・・5話に続く

じょにぃじょにぃ

なんか…幽霊みたいのいなかった?少年ぽいの…事故かな?

ねじれ男ねじれ男

鼻形警部補の執事の山本を見て「あ、進撃の巨人」ってセリフで爆笑しちゃった(笑)

5話あらすじ

族探偵の正体を暴くべく動き出した女探偵・高徳愛香だったが、玉村依子に誘われて桜川家に来ていた。

桜川財閥は玉村依子の母方の血筋に当たるグループらしいが、ギリの情報によるとなんでも凄いらしい・・・そんな桜川家の当主・桜川鷹亮が貴族探偵のことを知っているのではないかと、玉村依子の誘いにのってやってきた愛香だった。

しかし、約束の日に玉村依子に電話すると、「今日は桜川家で大事なイベントがあるから行くのをやめた」と言って電話は切れてしまう。

愛香は仕方なく帰ろうとするが、鷹亮の外孫である・豊郷皐月に呼び止められ屋敷に入ることになった。

そこで話を聞いていると大事なイベントというのが、鷹亮の孫である・弥生の婿養子を決める・・・つまり桜川家の「世継ぎを決める儀式」だと判明する。

婿養子候補者たちが全部で4名いたが、かつては猟銃でキジを射止めた者が婿になるという習わしがあったという・・・現在は最後に弥生が選んだ者が婿養子になることになっていた。

そこでキジを射止めた金山俊市は得意気に、弥生をエスコートする・・・が弥生はこういった政略結婚のような感じは嫌そうだが、鷹亮の前だけに少しだけ拒否する。

そうしていると愛香に念願の時が訪れた。

鷹亮が面介してくれたのだ。

愛香は「貴族探偵とは何者なんですか?」と鷹亮に聞くと、「本人に聞いてみれば良い」と言われ、振り返るとそこには貴族探偵の姿が・・・どうやら鷹亮が、貴族探偵にこの行事の立会人になってもらおうと呼んでいたらしい。

鷹亮は女探偵・喜多見切子のことも知っていて、愛香のことも喜多見切子の弟子だということを知った上で、この行事の立会人になってほしいと愛香にも依頼する。

二人の探偵が立会人として婿選びの儀式が始まるが、早速事件が起こる。

 

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川家での代々行ってきた習慣にならい、射止めたキジの生き血を皆で盃を交わし合い世継ぎ選定の儀式が始まるが、皆で一斉に生き血を飲むとキジを射止めた金山俊市が血を吐いて突然倒れてしまった。

盃に毒が塗ってあったようだ。

金山は「うつき」と吐いた血で血文字を書くと意識を失ってしまう・・・間もなく救急車で搬送され一命はなんとか取り留めることができた。

貴族様直属担当の警察・鼻形警部補も駆けつけ、捜査が始まった。

ヒントは金山が残したメッセージ「うつき」・・・答えにたどり着くため鼻形警部補は必死に考える。

ここで簡単に「うつき」の正体が判明した。

警察の鑑識によると金山が盛られた毒の成分が「毒うつぎ」だということがわかり、元々薬学部の研究者だった金山はそのことに気づき「うつき」と書いた・・・つまり犯人を特定するメッセージではなかったのだ。

そうしていると、今度は桜川家の屋敷とは別の棟に寝泊まりしている婿養子候補の一人から弥生に連絡があり、「(婿養子候補の一人が)頭の左側を殴られ殺されていたんです!早く誰か・・・(ガチャガチャ)」と電話は切れてしまい、折り返しの電話はつながらないという。

別棟に向かうと入り口にはチェーンがかかっており、建物すべての窓には鍵がかかっていた。

入り口のチェーンを蹴り破って中に入り、婿養子候補3名の部屋に行ってみると全員が殺されてしまっていた。

それも「刺殺・撲殺・絞殺」といったようにそれぞれが違う殺され方で、凶器はそれぞれ「建物の各部屋に設置されているナイフ・玄関に置いてあるオブジェの一部・そしてロープ」だった。

しかし奇怪なのは、この建物自体が完全なる密室状態なのに3名の遺体だけが見つかったことだ。

ここから女探偵・高徳愛香と貴族探偵たちの、謎解き推理バトルが始まろうとしていた。

 

・・・6話に続く

じょにぃじょにぃ

貴族探偵の使用人たちが出てこないのは少し寂しいな・・・松重豊の顔見たかった(笑)

ねじれ男ねじれ男

加藤あいって久しぶりに見た・・・てか出産後初出演?結婚相手って誰?!

中野さん中野さん

変顔対決出ませんでしたね(´・ω・`)ショボーン

6話あらすじ

川家で世継ぎの花婿を決めるイベントが行われていたが、花婿候補たちの一人は病院に運ばれ、他の3人は全員殺されてしまった。

現当主の桜川鷹亮は女探偵・高徳愛香に捜査してほしいと願い出ると、愛香は犯人や事件の真相までたどり着いたら「鷹亮が知っている貴族探偵の情報を開示する」ことを条件に、引き受けた。

貴族探偵にはすでに捜査してもらっているという。

そこで貴族探偵の使用人たちの、山本・田中・佐藤は聞き込みや情報整理をし始める。

そこで鷹亮の孫・弥生にベッタリついている使用人・愛知川友也の足を引きずっているのを見て、何かに気づき「見えちゃいました・・・密室の答え・・・事件の真相も」と言って、みんなを集め推理を語り始めた。

愛香によれば真犯人は弥生で、その犯行に気づいた友也が独断で密室を作ったのではないかという。

そして弥生は反論は特にしないまま目に涙だけを浮かべていた・・・そしてそれを見た友也は血相変えて「違う、お嬢様はやってない、自分が殺りました!そして自分の罪を逃れるために、自分で密室を作りました・・・それが真実です」と反論してきた。

すると今度は弥生が「友也、おやめなさい。もういいの」と罪を認める発言をする・・・が貴族探偵は愛香に対して「自分の推理に酔うほど見苦しいものはない・・・真実は語られていない」と言うが愛香も負けじと「弥生さんは罪を認めてるんですよ?だったらその真実とやらを言ってごらんなさいよ」と貴族探偵を挑発する。

すると貴族探偵は「もちろん・・・お二人を冤罪によって引き裂くわけにはいきませんからね。私が救ってあげましょう」と言って、いつものように使用人たちを推理を任せた。

 

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族探偵の使用人たち山本と田中、そして佐藤の三人はモニターに現場から解説するような映像を使って、婿養子候補たちは三人とも殺し合ったと推理した。

そもそも花婿候補たちは金山俊市(花婿候補の一人)に毒が盛られ、疑心暗鬼になっていた・・・そこで桜川家の財力を我が物にしようと、犯行に手が動いてしまったのだ。

密室を作ったのは愛香の推理通り、弥生が犯行に及んだと焦った友也が独断で密室を作っていたということだ。

それではなぜ弥生が「愛香の推理を否定しなかったのか?」という点に対してだが「使用人を守るためですね」と貴族探偵は言った。

そう弥生は友也が殺人事件が起こった別棟に走っていくのを見て、友也が犯人なのではないかと勘違いしたのだった。

そして友也をかばい罪をかぶろうとしていた。

貴族探偵は「使用人は主の幸せを願っています。だからその主は幸せに生きなくてはいけないのです」と貴族論を説いた。

鷹亮は友也に「桜川の男は、何かを守るために生きる・・・今日までお前は弥生を守るために生きてきた。今からは桜川のために生きろ!」と命を受けた。

そして、愛知川友也は弥生の花婿として、桜川友也として生きていくことになる。

事件は解決した・・・かのように思ったが謎が一つ残っていた。

最初に謎が毒を盛られ、病院に運ばれていた「金山は誰に毒を盛られたのか?」ということだ。

病院に行ってみるとすでに金山はいないし、カルテも無い。命が危なかったはずだが・・・。

愛香が病院の経営者を調べると、桜川グループが経営している病院だった・・・実は金山は鷹亮が初めから花婿候補として送り込んでいたスパイとでも言うべきか。

というのも、鷹亮からしたら目の上のたんこぶだった他の花婿候補たちを桜川家の世継ぎになどしたくなかった。

そこで「金山に一芝居うたせ、花婿候補者たちを疑心暗鬼に陥らせる」ことを鷹亮がやらせていたのだった。

愛香はさらに鷹亮が経営する病院の紋章に見覚えがあった・・・師匠・喜多見切子が運ばれた病院だ。

喜多見切子は1年前ある事故で命を失っていた・・・そして愛香は何かを確かめに事務所へ戻った。

愛香は切子の死亡届を見ると「本当に事故だったのか?」と疑問を持つ・・・そしてその死亡届けが入っていた封書には、貴族探偵の家紋が押されていた。

 

・・・7話に続く

じょにぃじょにぃ

竜雷太ってあんなに声高かったっけ?(笑)

ねじれ男ねじれ男

仲間由紀恵(ギリ)が徐々に暴走してきてる…声だけど

7話あらすじ

探偵・高徳愛香は師匠の喜多見切子の死に貴族探偵が関係しているのではないかと、切子が亡くなってしまう前に捜査していた「喜多見切子・最後の事件簿」の記録を振り返っていた。

切子は知り合いのクライアントである都倉電子の社長が自殺してしまったと、連絡を受け「あの社長が自殺を…?!」と現場の自宅を訪問する。

切子が密室だった現場を少し調べると、自殺ではなく事件であると推理する。

そこで切子は現場監理者だという交番勤務の鼻形雷雨警部補に、この密室トリックについて調べて3つ調べてほしいことがあると頼んだ。

一方、都倉家では不可解な自殺があったと聞いてやってきた貴族探偵と使用人たちが顔を揃えていた。

その事件現場で会った貴族探偵と美しき名探偵・喜多見切子は推理対決をすることになった。

「貴族探偵vs女探偵」のはじまりである。

その頃、切子に頼まれていたことを調べるため鼻形警部補が警察署に来ると、貴族探偵の秘書・鈴木という女性も都倉社長の自殺事件に関して調べようとしていた。

切子は都倉家で聞き込みをはじめるが、貴族探偵側はその担当はやはり執事の山本がする。

そこにメイドの田中が、切子が鼻形警部補に頼んでいた3つの調べごとの答えを秘書の鈴木から連絡があったと切子に告げた。

すると切子は「都倉社長を殺した犯人がわかりました」と都倉社長の妻と息子と娘・営業部長と社長秘書が都倉家にいたので全員を集めた。

 

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族探偵は「お手並み拝見といきましょうか・・・期待してますよ、名探偵さん」と切子をあおるように言った。

切子はまず最大の謎である「密室トリック」を解き明かし、都倉社長を殺した犯人は死亡推定時刻のアリバイがない妻の光恵か社長秘書の真佐子であるという。

あとは切子が提示した証拠を鑑識で詳しく調べれば、どちらが犯人かわかるはずだと推理した。

それに対して貴族探偵のほうはすでに真相にたどり着いていて、「密室トリック」は切子が推理した通りだったが、実はその続きがあってそこから真犯人は社長秘書の真佐子だと推理した。

すると真佐子が自白し、喜多見切子・最後の事件簿」は幕を閉じた。

そして貴族探偵と切子の二人でシャンパンを酌み交わしながら、今回の事件について語り合っていた。

実は切子は今回の事件の真相にたどり着いていたようだったが、都倉電子の未来のために真相は語らなかったようだ。

しかしそのこのことさえも見抜いていた貴族探偵に切子が「一つ聞きたいことがあるんだけど・・・この名前に見覚えあるかしら?」とメモを渡し笑顔で聞くと、貴族探偵の表情が鈍り口ごもってしまう。

そこで切子は帰宅する。

そのメモには「政宗是正」という名前が書かれていたが、貴族探偵は秘書・鈴木に「彼女のことはお前に任せる。確実に殺せ・・・近しい人間にも気づかれぬよう、監視は怠るな」と指示した。

この特命を受けた秘書の鈴木の正体はというと、なんとギリの声の主(仲間由紀恵)だった・・・つまり愛香の動向は常に監視されていたということなのか?

そして現在、愛香と「政宗是正」という名前にたどり着き、いつもようにギリで「政宗是正」について調べると、ギリは「・・・その質問にはお答えできません」と答える。

 

・・・8話に続く

じょにぃじょにぃ

仲間由紀恵ついに出てきたー!エンディングの登場人物にもギリ&鈴木ってなってた!そりゃ声だけの出演とかあるわけないよね(笑)

ねじれ男ねじれ男

喜多見切子も事件に巻き込まれるような情報つかむくらい、ヤバイことに首突っ込む探偵だったってことなのかな?

中野さん中野さん

貴族探偵と運転手・佐藤が仲良過ぎに見えるのは私だけですかね?掛け合い最高に楽しんでるふうにしか見えませんね。

8話あらすじ

探偵・高徳愛香は「師匠・喜多見切子の死」に貴族探偵が関係しているのではないかと考え、鼻形警部補に個人的に相談し、自分では調べてもわからなかった「政宗是正」という名前について警察でも調べてほしいと頭を下げ、鼻形警部補はそれを引き受けることになった。

そうしていると愛香に電話がかかってきて、急に呼び出される・・・大学時代の先輩・韮山瞳だった。

瞳は現在、東都大学でキノコ(菌類)を研究していて准教授まで出世していた。

その中で発見した「光るキノコ」を見ないかと、とあるパーティで知り合ったという貴族探偵を誘い、その貴族探偵から愛香のことを知っていることを瞳に伝え、愛香もついでに呼ばれたというわけだった。

そしてこの二人が揃ったということは、やはり事件が起きてしまう。

韮山ゼミで菌類の研究をしていたゼミ生・大場和典が殺されているのを、同じゼミ生の修善時潤子が発見して悲鳴をあげた。

愛香が悲鳴の方へ飛んでいくと、デスクの上でグッタリしている大場和典の姿が・・・被害者の周りには争った時に落ちて割れたと思われるティーカップがあった。

警察が現場検証にやってきて、被害者の近隣の者たちから個人情報を聞き出していた。

容疑者は死亡推定時刻の2時〜3時の間に同じフロアにいたとされる、ゼミ生たち4名と准教授の韮山瞳だ。

しかし意外なことにその場にいた、愛香が重要参考人として警察に連行されることになってしまった。

現場から指紋や髪の毛が見つかったためだったが、愛香はそれは被害者を発見した時のものだと主張するが、そんな意見は通らなかった。

警察の取り調べ室で事情聴取を受けていた愛香の元に鼻形警部補がやってきたので、助けてくださいと鼻形警部補に捜査を依頼し、鼻形警部補はヤル気満々で東都大学で聞き込みを開始した。

しかし聞くことといえば「出身地は?」など意味のないものばかり…捜査はいき詰まってしまう。

そこに現れたのが貴族探偵の使用人たち山本・田中・佐藤の3名で、「ご縁ある高徳様の危機とあり、独自にそうしてさせていただきました」と言って集めた情報を開示する。

 

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使用人たちの情報によると、被害者の大場和典は女性関係に非常にルーズな男で、ゼミ生4名には愛憎劇となる動機があることが判明する・・・とはいえ人の上下関係には特に厳しかった。

被害者が殺されていたのは机の下座側にいたので、自分より目上の人間にはであることが判明し、犯人特定のためにはティーカップが鍵になることもわかる。

この話を聞いた鼻形警部補はピンときて、真犯人がわかったと、みんなを集めることになった。

鼻形警部補の推理としては、なんと「貴族探偵」が犯人だと覚悟を決めて言い「普通の刑事に戻らせていただきます!」と宣言する。

しかし当たり前のごとく貴族探偵はそれは否定し、田中が推理をかって出ることになる。

まず被害者が上下関係に厳しいことで、上座下座の位置を変えたこと、ティーカップは誰が使うものなのかを特定できるものであることを前提に推理をして進め、真犯人は被害者の同級生であるゼミ生・原木一昭であると断定すると、犯行をあっさり認め事件は解決する。

しかしガックリと肩を落とす鼻形警部補に、貴族探偵は厳しい眼差しで見ていたが使用人の3人は鼻形警部補に優しく微笑み紅茶を差し出す。

愛香は探偵事務所に戻り、師匠・喜多見切子の写真を見つめながら悩んでいた。

するとそこに鼻形警部補が突然やってきて、「政宗是正について調べたが、公安がらみだった(つまり機密扱いということ)」と、年齢・国籍・家族構成・顔写真などすべて謎だと告げる。

しかし一つだけわかった事もあり「シンガポールを拠点に黒い活動をしている人物」だという。

愛香は「すべて謎って・・・もしかして・・・」と何かに気づいていた。

 

・・・9話に続く

じょにぃじょにぃ

仲間由紀恵の話は出ないんかぁ~い!引っ張るなぁ…。

ねじれ男ねじれ男

上原多香子の美貌がキノコヘアーで台無しに(泣)

中野さん中野さん

今回のお話は貴族探偵対鼻形警部補ということですね…愛香との本当の対決は次回からのようですね。

9話あらすじ

探偵・高徳愛香と鼻形警部補、1年前に亡くなってしまった愛香の師匠・喜多見切子の死体が見つかったとされる山奥の川に来ていた。

愛香は花束を持ち、死体が発見された現場にたむけながら手を合わせる。

切子はその川の上流の山道から転落して、そのまま流され見つかった時は心肺停止の状態だったという。

ほとんど外傷もなく、搬送してくれた救急隊員も「あんな綺麗な遺体を見たことがない」と証言していたようだ。

葬儀は切子に家族がいなかったため、愛香が行ったが気づいた時にはすでに終わっていたのだ・・・愛香はそれだけショックを受けていた。

ここに愛香と鼻形警部補が来たのにはもう一つ理由があり、あっという間に処理されてしまったという切子の実況見分調書が警察に残されていることを知りやってきたのであった。

一方、その近くのキャンプ場では小説が大ヒットしているピュアな恋愛小説作家の大杉道雄と、その妻で元女優の大杉真知子、あとは真知子の妹でジャズシンガー・水橋佐和子とその夫・水橋洋一、そして友人・堂島尚樹の5人で、毎年恒例のキャンプを楽しんでいた。

しかし、恋愛小説家の大杉道雄も、近くのカフェでりんごタルトを食べに行くという。

そこで佐和子はあかね古式蝶を探しに行くと言って、森の中へ行ってしまった。

なんでも世にも珍しい蝶で見つけることができれば、運命の相手と結ばれることができるという言い伝えがあり、洋一と結婚はしていたが恋愛に対してフワフワした性格の佐和子は「今年こそ絶対に見つける」と意気込んでいた。

佐和子に洋一と堂島も帯同する。

そして一人キャンプ場に残った真知子は、道雄が書いた、小説を読んで待っていた。

そして鼻形警部補に貴族探偵の執事・山本から電話があり、貴族探偵も古式蝶を探しに来ていたところ、女性の他殺体を発見したと連絡してきたのである。

他殺体の女性とは水橋佐和子であった。

佐和子はロープで考察されていた。

前回犯人扱いしてしまった貴族探偵から声がかかったと、鼻形警部補は「ありがとうございございます」と頭を深々と下げ感謝した。

捜査に乗り出す愛香で、貴族探偵側は今回は佐藤が担当する。

4人に聞き込みを終えたところで、愛香は犯人がわかったようで、皆を集める。

 

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香は饒舌な推理の末、犯人は大杉道雄だという。

しかし道雄にはカフェにいたというアリバイがあり、否定されてしまった。

そして佐藤は愛香の「推理は実に惜しいところまでいっていました」と言って、佐和子を殺した犯人はやはり大杉道雄だというが、ここで共犯者説が飛び出した。

実はカフェにいた道雄は顔が似ているそっくりさんで(ここまでは愛香も推理していた)、佐和子を殺害後本物の大杉道雄とカフェにいたニセ大杉道雄が入れ替わる予定だったが、道雄は共犯者に殺されてしまったという。

現に執事の山本とメイドの田中が、現場中継をして刃物で背中を刺されて倒れている道雄を確認する。

その共犯者というのが真知子で、実は道雄と佐和子は愛人通しでそれに気づいた真知子がこの計画を道雄に持ちより、当初は佐和子だけを殺すはずだったが、道雄は佐和子のことを本当に愛していたことを知りナイフで背中をひと突きしていたのだ。

つまり今目の前にいる道雄は、ニセの大杉道雄だということだった。

そして真知子は罪を認め「私には、もう何も残ってない・・・」とナイフで自殺を図ろうとするが、貴族探偵自身がそれを止め、事件は解決する。

そしてやっと鼻形警部補の元に実況見分調書が届き、なぜか事故当時、ただの転落事故なのに実況見分調書の資料を本庁からわざわざやってきてまとめて帰ったという女性・鈴木という名前を聞いて、愛香と鼻形警部補の表情は険しくなるのだった。

愛香はまだキャンプ場にいた貴族探偵のところに行き「喜多見切子はあなたが殺したんですね?・・・政宗是正さん」と言うと、貴族探偵はなんともいえない表情で愛香に近づき、二人は無言のまま見つめあっていた。

 

・・・10話に続く

じょにぃじょにぃ

原作とだいぶ違う展開だから面白い!「政宗是正」が誰なのかめちゃ気になるし、仲間由紀恵は悪者なのかも気になってきた。

ねじれ男ねじれ男

執事・山本とメイド・田中のそっくりさんてのはウケた(笑)…てかそんなに簡単にそっくりさんて見つかるの?

10話あらすじ

族探偵は女探偵・高徳愛香に「喜多見切子を殺したのはあなたですね」と突きつけられ、二人は無言のまま見つめ合っていると貴族探偵が口を開いた。

「相変わらずとんちんかんなことを言いますね・・・何を根拠に?」と愛香に聞くと、愛香は今まで調べてきたことから「政宗是正」という名前、そして切子を崖から突き落とし転落死させ偽装工作までした実行犯であるという(愛香の推理上)秘書の鈴木のことなど、愛香は貴族探偵に問い詰めていく。

貴族探偵は「とても面白い推理です・・・しかしあなたの妄想を裏づける証拠が何もないですよね」と間違いないことを言った。

それでも切子の死の真相を知りたいと訴える愛香に、貴族探偵は「これまであなたは私の前で一度も事件を解決したことがありません。私の前で事件を正しく紐解くことが出来たら教えましょう」と条件をつけ約束した。

愛香がその場を去ると、貴族探偵は使用人たち山本・田中・佐藤を呼び、シンガポールにいる鈴木に「そろそろケリをつけるぞ」と伝えるように指示した。

・・・そして鈴木はシンガポールから貴族探偵のもとに戻ってくる。

そんな中、「政宗是正」について調べてながら頭を悩ませている愛香の事務所に、探偵依頼料と依頼書が入った封書が届いた。

それはシンガポールを拠点に武器商人として財をなす具同家からのものだった。

愛香は「シンガポール=政宗是正?」と考えるが、「もしかすると貴族探偵の罠かもしれない」と疑いながらも「もしかすると貴族探偵の正体を知るチャンスかも」頭に浮かんでしまう。

愛香は指定された具同家の別荘「星見荘」へと足を向けるのだった。

別荘では毎年開催されるという「スピカの宴」と称される、具同真希の誕生会が催されようとしていた。

スピカの宴には親戚と、その友人たちが集うという。

2017年の誕生会に参加するのは、「具同家の跡取り・具同弘基」「弘基の従姉妹・国見奈和」「弘基の従姉妹・具同真希」「弘基の従兄弟で真希の兄・具同佳久」「佳久のゼミの先輩・有岡葉子」「具同家の使用人・平田早苗」+女探偵・高徳愛香の7人だ。

愛香に探偵の依頼をしてきたのは真希で、愛香が真希に依頼内容を尋ねると、星見荘に届いたという一通の脅迫状を見せられる。

具同家・スピカの宴の皆様へお前が緒方修を殺したことを知っている

昨年の同じパーティーで、不幸にも参加者の1人だった、真紀の兄である佳久の大学院の先輩・緒方修が事故死してしまい、脅迫状ではそれが殺人だと訴えていたのだ。

実は真希は貴族探偵にも頼んだが、断られてしまったと告げる。

それで真紀の友人である玉村家の令嬢・依子から愛香のことを紹介してもらい、依頼書を送ったというわけだ。

この脅迫状に関しては「スピカの宴」参加者の中では、具同家の跡取り・弘基には相談したが、それ以外のメンバーは知らないという。

愛香は「それなら私が探偵だということも伏せておいてほしい」と警戒されたくないことを理由に、真紀に「真紀の友人」ということでメンバーには紹介するように頼んだ。

そして夜になり、パーティーが行なわれる。

話している様子を見ていても親戚通しという感じはなく、佳久と真紀は弘基には頭が上がらないようで、おなじいとこでも国見奈和と弘基は仲が良さげな雰囲気だ・・・同族内でも上下関係はあるのだろうか。

そんな時、真希が「スピカの宴」参加者に「実はこんなものが届いていて・・・」と脅迫状を見せると、佳久のゼミの先輩である有岡葉子が「どういうことですかっ?!」と急に立ち上がり大声を出す・・・実は葉子は昨年事故死してしまった緒方修の恋人だったという。

陽子は「・・・アレは事故じゃなかったんですか?」と落胆気味に聞くと、弘基が「葉子さん、アレは本当に不幸な事故でした」となだめるように言うと、葉子はその言葉を信じきれなかったが、反抗はせずに言葉を噛みしめるが哀しい表情は隠せずにいた。

そして弘基と奈和はなにやら揉めるように密談をする・・・どうやら緒方修の死には二人が関係しているようだった。

しかもその密談内容は何者かによって、ボイスレコーダーで録音されていた。

その夜、ついに凄惨な事件が起きてしまう。

弘基と葉子がそれぞれ自室で倒れ殺されていたのを愛香が見つけ、鼻形警部補に通報しようと電話していると、愛香も何者かに(犯人か、それとも貴族探偵の関係者なのか?)凶器で殴られ気を失ってしまった。

そしてその気を失ってしまった愛香を抱きかかえ、どこかへ向かう貴族探偵の姿があった。

 

・・・最終回へ続く

じょにぃじょにぃ

何これ?めっちゃ気になるやつやん!

ねじれ男ねじれ男

てか、こんなにたくさんの謎を、たった一話で明らかにしきれないっしょ(笑)なんか詰め込みすぎの最終回になりそう…。

最終回あらすじ

ドラマ「貴族探偵」最終回あらすじ
「私の前で事件を正しく紐解くことが出来たなら、彼女喜多見切子(井川遥)の死の真相をお教えしましょう」。

と言う、貴族探偵(相葉雅紀)と約束した高徳愛香(武井咲)は、まるで導かれるように探偵依頼を受け、日本有数の門閥・具同家の別荘、星見荘で行われる具同真希(矢作穂香)の誕生パーティーへと向かう。

パーティーに集っていたのは、具同家の後継者、弘基(桐山漣)、弘基の従兄弟の佳久(辰巳雄大)と妹の真希、国見奈和(佐藤めぐみ)。

そして、佳久の大学の先輩、有岡葉子(南沢奈央)と、具同家の使用人、平田早苗(高橋ひとみ)だった。

しかし、この集いには脅迫状が届いていた。

そのため、女探偵の愛香に玉村依子(木南晴夏)を介して真希が依頼を出していたのだ(貴族探偵には依頼を断られた)。

脅迫状は、1年前の同じパーティーでジェットスキーでの事故死として処理された緒方修(小松勇司)の死の真相を知っているというものだった。

参加者の葉子は、緒方の恋人だったと言う。

脅迫状を読んで驚愕する葉子。

いったい誰が脅迫状を送ったのだろうか?

それぞれの参加者が疑心暗鬼になる中、事件は起きてしまった。

その夜、弘基と葉子が殺害されてしまったのだ。

発見した愛香も、何者かに襲われて昏倒。

その後、愛香を抱き抱えて運ぶ貴族探偵の姿が…。

星見荘で起きた一連の殺人は貴族探偵の犯行なのか?

倒れた愛香を運ぶ貴族探偵の目的は?

そして、貴族探偵の正体、切子の死の真相とは?

最終話、全ての謎が解き明かされるのか―

引用元:フジテレビ公式HP/貴族探偵

最終回ネタバレ

族探偵は最初に真希から依頼を受けていたのは私だということで、星見荘に来ていたらしい。

そして犯人に襲われ亡くなってしまった、具同弘基と有岡葉子を発見しする・・・さらに犯人に襲われ気を失っていた愛香のことを救ったようだ。

貴族探偵は「今回の事件は私に任せておけば良い」と、具同家の使用人・平田早苗に見張られ自室で休憩という名の待機をさせられる。

しかし愛香は一見自分のことを助けてくれた恩人のはずだったが「貴族探偵も今回の容疑者に入れてください・・・もしかしたらこれが、あの人の罪を暴く最初で最後のチャンスかもしれません」と、現場検証に来ていた鼻形警部補に伝えた。

貴族探偵の使用人たちの山本・田中・佐藤の3人は、念入りに捜査を進める情報を得ていき、その情報を警察と共有する。

一方、ほぼ監禁状態の愛香のところに鼻形警部補が現れ、捜査状況を持ってきたのは良かったが「なにやら(貴族探偵の)使用人たちの様子がおかしいんだ・・・3人でヒソヒソとしてる」という。

3人は真犯人までたどり着いていたようで、それを全員の前で披露するか迷っていた。

そこで山本が「私が初めて御前の前で推理を披露した時『お前が信じる推理を述べるが良い。全ての責任は主であるこの私が取る』と言われたのを、いまだ鮮明に思えています・・・私たちが正しいと思う推理を述べることが、私たちの務めかと存じます」と考えていることを言った。

そして、愛香は鼻形から「有岡葉子の荷物の中からボイスレコーダーが見つかった」ことを聞き、その内容は弘基と奈和が、昨年事故で亡くなったとされる緒方修に関することで、弘基と奈和が細工し事故に見せかけていたようだ。

つまり緒方修はなんらかの方法で殺されてしまい、弘基と奈和が隠蔽したという証拠になるものだった。

鼻形警部補は「今回の事件は、その昨年の事故が根底にあるようだ・・・」と言った。

あとは愛香が田中がまとめた詳しすぎる捜査情報を見ていると、何かを閃いてしまい「真相がわかりました」と言った。

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解きを披露するいつもの天幕に全員が集められ、愛香が推理を披露しようとすると、山本が「この事件は私どもが推理するべきかと・・・」と言って、先に貴族探偵側が推理をすることになる。

山本は具同弘基を殺したのは有岡葉子で、実は脅迫状の差出人も葉子で、元恋人・緒方修の死がただの事故死とは信じきれず、何かボロが出るのではないかと考え送っていたのだ・・・すると案の定、弘基と奈和の口から情報を耳にしたのだ。

そして葉子は奈和の部屋にも行き話そうとするが、お風呂から上がったばかりのようで、葉子の部屋で話すことになった。

葉子が自室に戻ろうとした時、貴族探偵と偶然会ってしまい、陽子の部屋出話すことになった。

葉子の部屋出二人はたのしく会話していると、葉子の部屋に奈和が訪れてくる。

貴族探偵は一度隠れるが、奈和が部屋に入ってきて功労になってしまったので、葉子の腕を抑え動けないようにしてしまった。

するとその瞬間を見計らって、奈和が葉子を鈍器で頭を殴り殺害した。

貴族探偵は犯人といえど奈和が女性だったので、一度は逃がそうとするがそこに愛香がやってきた。

そして今警察により通報されると自分も捕まってしまうと、愛香を襲い気を失ったあと助けたフリをした・・・つまり貴族探偵は犯行の幇助をしたというのが、貴族探偵の使用人たちが推理の末出した答えだという。

一方、愛香の推理は違って弘基を殺害したのは葉子だったが、葉子を殺したのは真希だという・・・実は真希も1年前の緒方修が亡くなってしまった事故の真相を知っていて、そのことが葉子にバレてしまい、責め立てられるのだ。

その話し合いの場には真希の兄・佳久も同席する。

そして争いになってしまい、佳久は葉子を止めに入り、その隙を見て真希がやったのだという。

そして真希は罪を認め、愛香は見事貴族探偵の前で謎を紐解くことができたのだ・・・しかも貴族探偵を、犯行の幇助という罪から救うというお手柄で付きだった。

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族探偵を救い目の前で謎を紐解くことができた愛香だったが、師匠・喜多見切子の死の真相は語られることはなかった。

愛香は喜多見切子探偵事務所に戻ってくると、いつものように切子が現れ、愛香も普通に話していた(すでに精神病患者とも言い切れない状態だ)。

すると切子が「今回は事件解決したんでしょ?・・・ならもう大丈夫ね」と愛香の手を握って言うとそのまま消えてしまう。

しかし愛香はその手の温もりが妄想とは思えないほどリアルに感じていた・・・するとデスクの上に一つの箱を見つけ、開けてみると「高徳愛香探偵事務所」と書かれた、新しい看板だった。

そして喜多見切子に関する真相を伝えに、貴族探偵の使用人たちがやってきた。

結論から言うと、喜多見切子は実は生きていて、転落死に見せかけた偽装工作だったことが明らかになった。

流れとしては、切子がある仕事の依頼を受けるが、それを邪魔していたのが「政宗是正」で喜多見切子は貴族探偵に相談し、自分は死んだことにしてほしいと姿を消していたのだ。

しかし弟子である愛香のことだけは心配していたので、愛香が一人前の探偵になるまでは、近くで見張ることにしたんだという。

愛香が事件にぶち当たるたびに、貴族探偵が現れていたのも、愛香のことを成長させるため・・・つまり愛香は守られていたのだ。

そして切子が貴族探偵に「色々と本当にありがとう」と別れを告げると、そこに愛香が現れる・・・貴族探偵の使用人たちの計らいだという。

愛香は「師匠〜」と今にも泣きそうな声で近寄ってくるが、切子のほうはあっさりしていた・・・イタリアに渡り、ある財閥の人と結婚するという。

そして「チャオ」と一言だけ言い残しその場を去ってしまった。

最後に愛香は貴族探偵に「一つだけ言いたいことがあるんです」と言うと、貴族探偵も「ほう、アバンチュールのお誘いですか?」といつものような軽い口調で聴くと、愛香は「・・・ハイ」と答えた。

そして二人はキスをする寸前で、ラストを迎える。

 

・・・END

じょにぃじょにぃ

なんかつめつめの内容になる気がしてたけど、意外としっかりしてて面白かった…「喜多見切子、生きてるんかぃ!」って最後突っ込んでしまった(笑)

ねじれ男ねじれ男

最後の方の相葉くんが、なぜか出川の「WHY(ホワイ)?」を連発してて笑っちゃった(笑)

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ドラマ『貴族探偵』はフジテレビで系で放送されるので、1話~最新話までFOD(フジテレビオンデマンド)で配信されています。

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最後までお読みいただきましてありがとうございました!

他にも、『Oops!』と驚くような内容の記事がありますので、楽しみながら読んでくださると嬉しいです。

出典元:http://www.fujitv.co.jp

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