一昔前に比べると、ネットショッピングがかなり普及して利用する側にとっては便利になりましたよね。
これに伴ってほとんどの方が宅配サービスを利用した事があるのではないでしょうか。
利用する側としては便利で無くてはならないサービスと言えますが、宅配サービス側としては圧倒的な人材不足と配送荷物の多様化やニーズの拡大に追いつけない状況が続いています。
そこで今回は、再配達が減ると受け取る側も配送する側もメリットがあると思いますので、再配達を減らすための方法についてまとめてみたいと思います。
再配達有料化の可能性…!!
ヤマト運輸の長尾社長はインタビューで「ネット通販の急成長と労働需給の逼迫で、事業の継続性に危機感を覚えるようになった」と述べています。
確かにここ数年でネットショッピングが利用しやすくなりましたよね。
私達が安心して商品を注文して荷物を受け取るまでにはたくさんの人が関わっていて安全に自宅(会社)まで届けてくれているという背景がある事を忘れてはいけません。
宅配する上での問題はいくつかありますが、その中でも【再配達】は宅配業者にとって何度も同じ場所へ行かなければならず、時間と手間がかかってしまいます。
再配達にかかる経費もバカになりませんよね。
コスト増大の要因となっている再配達について、荷主と共同で削減に取り組む一方、協力を得られない場合の有料化に含みを持たせています。
これは消費者にとっても、(再配達有料化は)マズイ問題だと思います。
2017年4月現在は、まだヤマト運輸の再配達有料化の時期などは決まっていないようですが、かなり深刻な事になっています。
ヤマト運輸以外も厳しい状況のようで、日本郵便に関しては6月1日から葉書を52円から10円値上げするほか、大型郵便物の持戻り・再配達コストが増えてしまい、定形外郵便やゆうメールにおいて、一部料金を大幅に値上げすることが決定しています。
そこで、宅配業者や消費者たちが満足できるようにするにはどんな方法があるのでしょうか。
再配達を減らす方法は?
再配達を減らすためにどんな方法があるのかまとめてみますね。
日時や時間を指定する
あらかじめ商品を注文する時点で、自分が受け取れる日時を指定しておくとその時間内に合わせて宅配業者が配達してくれるサービスです。
言うまでもなく受け取る側は指定した時間帯に指定した場所にいなければなりません。
宅配ボックスを利用する
仕事をしているとなかなか荷物を受け取れない…という方もいますよね。
そんな時は自宅に専用の宅配ボックスを設置したり、宅配ロッカーが利用できる地域にお住まいの方は宅配ロッカーを利用するなどの方法があります。
この場合は代引き(着払い)などの支払い方法の選択はできない場合が多いですが、自分の都合に合わせて受け取れ、宅配業者の手間を減らせるウィンウィンな関係ができると言えますね。
とはいえ朝9時~10時は宅配ボックスの取り合い(争奪戦)となっているようです。
そこで宅配業者の負担を減らすために再配達の有料化を検討しているという内容を含めて、注文の際は必ず日時指定をするよう消費者に求める、また不在の場合は受け取る荷物を入れられる程度のボックスを個人で用意する(軒先の洗濯機の中)などの対策が出されていました。
ですが、不在時に自宅前に宅配ボックスに荷物を置いていかれるのは盗難などの心配があるなどの意見も出ており、なかなか実現には至らないようですね。
やはり宅配業者の業務内容を増やさないように受け取る側も協力する姿勢を見せる必要があると言えます。
消費者の利便性を確保するため、ネット通販の需要が大きい首都圏(1都3県)に集中して宅配ロッカーの設置を進める方針で、2022年に全国5000ヶ所としていた目標の前倒しを目指すとしています。
公式アプリを使用
クロネコヤマトを例に出すと、受け取る時も荷物を出す時も便利な公式アプリがある事をご存知でしたでしょうか?
荷物のお問い合わせや再配達など、ヤマト運輸が提供するほとんどのサービスをアプリで利用する事ができちゃうんですよ。
時代のニーズに合わせた便利なアプリ
まず、こちら からアプリをダウンロードします。
そして必ずクロネコメンバーズというものに登録してください。
名前や住所などを登録するだけです。
するとサービスの中には通知サービスというのがあり、あらかじめヤマト運輸から「荷物のお届け予定」などがお知らせされます。
そこには荷物の追跡番号(伝票番号)が書かれていますので、そのままお届け日や時間の指定ができます。
この機能を使えば、必ずと言っていいほど1回で荷物を受けとれるはずです。
他にもクロネコメンバーズのみ利用できるサービスもありますが、受け取る場所や日時を変更したりする事もできますので、かなり便利なアプリと言えるのではないでしょうか。
ちなみに私は自宅にいない事が多いため、近くのヤマト運輸で保管して貰い仕事帰りにそのまま荷物を受け取るようにしていますが、その方法も難しいという方は、是非試してみて損はないと思いますよ^^
まとめ
- 再配達の有料化はなんとか避けたい!
- 受け取る荷物に責任を持って受け取るようにしよう!
- 便利なアプリを有効活用して!
ネットショッピングが普及して便利になった反面、宅配業者の負担が増えてしまっていますが、宅配を利用する1人1人がちょっとした気遣いをするだけで負担を減らす事ができます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
他にも、『Oops!』と驚くような内容の記事がありますので、楽しみながら読んでくださると嬉しいです。
出典元:http://www.j-sd.net*http://buzzap.jp*http://www.happylogi.com