観測条件が揃うと毎年見る事ができる年間3大流星群は、夏休み期間中に見る事ができる「ペルセウス座流星群」、12月に見る事ができる「ふたご座流星群」と、お正月に見る事ができる「しぶんぎ座流星群」の3つです。
今回は「お正月から家族で流れ星を見られたら縁起がいいはず♪」という事で、しぶんぎ座流星群にスポットを当てて紹介していきたいと思います。
2017年を縁起のいい年にするために、家族と出かける計画を立ててみてはどうでしょうか。
しぶんぎ座流星群とは?
しぶんぎ座流星群について調べてみると「うしかい座とりゅう座の境界付近を放射点として出現する流星群」と書かれていました。
でも実際は星座に詳しい方でもない限り、どの方角を見たらいいのか、うしかい座はどんな星座なのかなど調べないとわからないという方が大半ですよね。
確実に見る事ができる方角やポイントはのちのち紹介するとして、2017年の観測条件や特徴について先に説明させて下さい。
2017年は見られる?
2017年の日本における、しぶんぎ座流星群の観測は【好条件】という事がわかっています。
いくら流星群が上空に来ていて天候が良いといっても、日中だと見る事ができませんよね。
しぶんぎ座流星群は、流星が飛び交う期間や時間が短いのと流星の出現率が年によって変化するのが特徴と言われています。
2017年は月明かりなどの流星観測を邪魔するものがなく流星数も多い事が予想されているため、天候さえ良ければ記憶に残る天体ショーを見る事が出来そうです。
一般的な出現時期は【12月28日~1月12日頃】で、一番流星を見られる確率が高い極大は【1月4日頃】です。
極大の前後1日は流星を見られる確率が高くなりますので、1月3日~1月5日を狙って空を見上げてみてはどうでしょうか♪
しぶんぎ座流星群を見るための方角やポイント
2017年のしぶんぎ座流星群の極大時刻は1月3日の23時頃です。
また、しぶんぎ座流星群の流星は一定の方角に現れるものではなく、夜空全体に現れてくれるので観測しやすいはずです。
観測する時のポイントを私なりにまとめておきますので、参考にして下さいね。
流星群を確実に見るためのポイント
- 方角にこだわらず夜空全体を見渡すように観測する
- 首を痛めないためにも寝転がって見るのがベスト!
- あらかじめ街灯りなど明るいものから離れたポイントを見つけておく
- 邪魔するものがない視界が開けた山や海などの場所
- 各地の展望台などで天体観測を行う場合もあるので、参加可能か問い合わせてみるのもオススメ
しぶんぎ座流星群を家族で見る時の注意点
2017年のしぶんぎ座流星群は、天候が良ければ高確率で見られるという事をお伝えしてきました。
ですが、市街地の灯りや視界の広さの面から、自宅からの観測は難しい場合が多いと思います。
となると、家族で出かけて屋外で観測するという事になりますよね。
真冬の流星観測に必要不可欠なのは【防寒対策】です。
出かける際に持参すると助かるであろうグッズを私なりにピックアップしておきましたので、準備をする場合に活用して下さい♪
- 帽子、手袋、マフラー、毛布やブランケット、防寒着など
- カイロ
- 温かい飲み物や温かい食べ物、軽食など
- レジャーシートやアルミ蒸着シート
- 双眼鏡、天体望遠鏡
- 星座早見盤
- 懐中電灯
場所によっては周囲が雪!という状況もありますよね。
私が住んでいる北海道もどこに行っても雪って感じなので、寝転がってみるのも厳しい可能性があります。
そのため、1つでも流星を見たい私はボードウェアを着て市街地から離れた場所へ行ってみようかなと思っています(笑)
まとめ
- しぶんぎ座流星群を確実に見るためには、夜空全体を見渡せるポイントを事前に探しておくのがオススメ!
- 各地の展望台で観測会を行っているので自由研究などにいかがですか?
- 特に夜間の冷え込みに注意!防寒対策はやりすぎなくらいしっかりと!
流れ星を見ると嬉しくなるのは大人も子供も一緒だと思います。
年の初めに流星を見て2017年を縁起のいい年にしましょう!
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
他にも、『Oops!』と驚くような内容の記事がありますので、楽しみながら読んでくださると嬉しいです。
出典元:http://lettre-du-nature.com