夜空を見上げると心が洗われるような気がしますよね。
空を眺めている間は何も考えずに済むと言うか、ボーっと空を見上げる時間はせわしない今の現代に必要なのかも知れません。
ところで、星を見る事が好きな人もそうでない人も流れ星を見るとテンションが上がるのは同じはずです。
今回は年間3大流星群の1つ、ふたご座流星群について取り上げていきますね。
ふたご座流星群とは?
ふたご座流星群とは、天候が良ければ毎年必ず見る事ができる年間3大流星群の1つです。
年間3大流星群は他にペルセウス座流星群としぶんぎ座流星群がありますが、一晩に見る事ができる流星の数を比較するとふたご座流星群が最も多いと言われています。
最も流星が多いと言われてもピンとこない方のために簡単に説明すると、天候などの条件が揃うと一晩に500個もの流星が見られると言われているんですね。
1時間で言うと40~60個の流星が見られるという事なので誰でも見られる確率が高いという事になります。
ちなみに私は今年の夏に、キャンプに訪れた先で天候に恵まれてペルセウス座流星群を見る事ができたんですが、ちょっとした時間に夜空を見上げて少し待っているだけでいくつも流れ星を見る事ができたんですよね。
それよりも流星の数が多いとなると今から天候が良い事を祈るばかりです。
ふたご座流星群を見るために特に必要な物もなく、肉眼で流星群を見る事ができるのは誰でも嬉しいと思いますので、今から願い事を考えておいて損はないと思いますよ♪
ふたご座流星群2016はいつ?1番流星が見られる時間帯は?
ふたご座流星群はふたご座α星(カストル)付近を放射点として出現する流星群とあり、毎年12月5日頃から夜空に流星が目立ち始め、12月20日頃までの約2週間見る事ができる流星群です。
ちなみに2016年は12月13~14日にかけてがピークとなります。
ふたご座流星群は冬に見る事ができる流星群ですが、冬は1年の中でも一番夜が長い季節ですよね?
そのため、放射点も日没後からほぼ一晩中地平線上に出ているという事で暗くなった時点で観測できる流星群という事が言えます。
暗くなってからすぐに流れ星のオンパレードになるのかというと少し違って、日没直後は放射点が低い位置にあるので、条件が揃った場合の観測に適した時間帯は【22時頃~深夜の3時頃】という事になります。
特に深夜の2時頃は放射点が天頂(真上)に位置するという事で、降り注ぐような流れ星を見る事ができるでしょう。
ふたご座流星群を観測できる方角や条件は?
ふたご座流星群を観測しに行くからには絶対1つは流星を見て、お願い事をしたいと思うはずです。
必ず見られる方角などはあるのでしょうか。
一般的にどの方角を見ていれば一番見れるということはなく、空の広いところで見上げていれば流星を見れる確率は大して変わりありません。
流星群を見るための条件は一般的に【天候・月明かり・街あかり】などが挙げられます。
2016年のふたご座流星群の観測条件はあまり良いと言われていないのですが、その理由は「流星群のピークが満月と重なること」や「ピークを迎える時間帯が日本時間で言うと日中になるということ」などがあります。
観測条件が悪いと言っても、全く見えない訳ではないので安心して下さい。
しっかりポイントを押さえておけば大丈夫なのでそのポイントをお教えしますね。
ふたご座流星群観測のポイント
- 月が出ている場合は、出来るだけ月明かりを視界に入れないようにする
- 今回の観測最適地はヨーロッパと言われている
- 観測する方角は月と反対側
- 街灯りにも注意する
- 夜は日中よりも気温が下がるため、防寒対策はしっかり!
まとめ
- ピーク(極大)日に必ず見られるとは限らないため、余裕を持って前後1~2日観測日を設けてみよう!
- ふたご座流星群はピーク(極大)を過ぎると一気に流星の数が減ると言われているため、ピーク前からピークにかけての観測がオススメ!
- 温かい物やカイロを持参するなどの防寒対策は必須!
年間3大流星群と言っても天候などによって必ず見られるとは限らないですよね。
どうしても見たいという方は以下の事に注意すると流星群を見る確率が上がるかも知れませんのでポイントとして押さえておいて下さいね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
他にも、『Oops!』と驚くような内容の記事がありますので、楽しみながら読んでくださると嬉しいです。
出典元:http://www.tenki.jp*http://tabi-labo.com