9月11日(日)23時~放送の「情熱大陸」に、海のエベレストと呼ばれるドーバー海峡に挑戦する節政健一さんが出演します。
未だ日本人による達成者が居ない中で、成功に最も近いと言われている節政健一さんですが、ここでは経歴やなぜ成功に近いと言われているのか迫っていきたいと思います。
節政健一ってどんな人?
出典:http://katoswimclub.jp/
プロフィール
名前 :節政 健一
よみかた:せつまさ けんいち
出身地 :宮崎県
生年月日:1988年4月8日
年齢 :28歳(執筆時)
最終学歴:宮崎県立延岡工業高等学校
職業 :日本体育連盟公認水泳指導員・日本体育連盟公認OWS指導員
節政健一さんは5歳の時に友達と一緒に水泳を始めました。
幼稚園から始めていましたが、意外にも25メートルを泳げるようになったのは小学校3年生だそうです。
中学生の時には国体に出場し好成績を残していますが、タイムが思うように伸びず水泳から退いた時期もあったようです。
高校を卒業後は製薬会社に就職してからも、休日には小中学校の水泳指導をしたりと水泳に携わっていました。
やっぱり泳ぐ事が好きなんでしょうね。
幼い頃から水泳をしてきた節政健一さんは20歳の時に偶然見たテレビ番組で盲目の少女が荒々しい海を泳ぐ姿に衝撃を受け、自分もドーバー海峡を横断する決意をしました。
仕事をする傍らオープンウォータースイミングのトレーニングを行い、日本各地で行なわれる大会に出場し数々の成績を残しました。
オープンウォータースイミングを始めた4年後(2012年)、節政健一さん24歳の時に単独で津軽海峡横断に成功しました。
出典:http://katoswimclub.jp/
しかも世界最速記録より2時間も早い7時間半で泳ぎ切ったそうです。
日本人としては新記録!
世界記録では2位の快挙をなしとげました。
物凄い体力のいる競技なのに、2時間も早く泳ぎきるなんて相当の努力家なんでしょうね。
オープンウォータースイミングって?
「オープンウォータースイミング」って聞き慣れない言葉ですよね。
簡単に説明すると海・川・湖などで行われる長距離の水泳競技の事です。
近年では若者から高齢者まで幅広くチャレンジする人が増えているそうです。
遠泳とは違い国際的に統一されたルールがあり、例えば競技の際は水泳・キャップ・ゴーグルのみとなっています。
プールで行われる競技と違い体力はもちろん天候・気温・水温・風に大きく左右されるのでスキルや知識も必要で知識がないと命に関わる事もある競技です。
そんな自然の中で行う過酷な競技のオープンウォータースイミングですが、2008年の北京オリンピックで競技種目になったのでリオオリンピックで目にした方もいたのではないでしょうか。
ドーバー海峡横断に挑戦
出典:http://ameblo.jp/
オープンウォータースイマーが憧れる最高難度のドーバー海峡横断に節政健一さんは挑戦することになりました。
ドーバー海峡の往復距離は68キロですが潮の流れが早く実泳距離は100キロ以上もあるそうです。
しかも海水は冬のような寒さで16度しかなく、その中で約24時間泳ぎ続けなければならなく相当体力が消耗しそうですよね。
ドーバー海峡に挑戦するため節政健一さんは様々なトレーニングをしていました。
冬の海で行う補給練習や低体温症にならないよう1日5食にし体重を増やしたりプールで10時間の練習をしたりと過酷なトレーニングですよね。
その努力の結果、単独横断に最も近いとして期待をされています。
ドーバー海峡に単独往復した日本人はまだいないので、節政健一さんが横断すると日本人初の達成者になりますね。
そんなドーバー海峡横断を目指す節政健一さんの座右の銘は・・・
やらないで後悔するよりやって後悔
キツさは一瞬、喜び一生
24時間という長い時間に感じますが、人生の中では確かに一瞬かもしれませんね。
24時間泳ぎ続ける・・・想像も出来ません。
強い精神力と体力でドーバー海峡横断を達成する事を心から応援しています。
最後に・・・
オープンウォータースイミングというのは想像をはるかに超える過酷な競技だと思いました。
9月11日(日)23時~放送の「情熱大陸」では大海原に体ひとつで挑戦する節政健一さんに5ヶ月密着したようです。
心に響く内容になりそうですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
他にも、『Oops!』と驚くような内容の記事がありますので、楽しみながら読んでくださると嬉しいです。