レーシック手術は目の角膜にレーザーを照射して視力を矯正する手術ですが、一時もてはやされてブームになりましたよね。
しかし、その後なんだか問題が起きて、危ない手術だったんじゃなかったっけ?
などという記憶でしょうか?
事件が起きるとどうもイメージがくっつき、特に健康に関係することでは慎重になりますよね。
でもレーシックが以前ほど行われないのは本当に危ないからなんでしょうか?
私も視力に関してはとても気になるので、レーシック手術激減の理由を詳しく調べてみました。
すると、私としてはイメージチェンジにつながりましたよ。
レーシック手術が減った理由
レーシック手術は2008年の約45万件をピークに、12年は約20万件にまで減っています。
このレーシック手術が激減した背景にはいくつが理由があるようです。
年齢制限
一般的にクリニックではレーシック手術を受けられる年齢を18歳以上としているところが多いようです。
それは治療をして視力が回復しても、その後まだ眼球が発育する可能性があり、それにつれて近視や乱視が進行してしまうことがあるからです。
上限に関しては65歳などと言われたりもしますが、目に異常がなく適用可能であれば実質的に何歳でも可能だそうです。
レーシック手術後に後遺症?
2013年12月4日、消費者庁より「600人を対象としたアンケート調査の4割以上に症状や不具合があった」との内容が発表され、その中には特に重大な人体被害について事例を挙げています。
しかしこれについては眼科医の団体から、アンケートの方法に問題があって根拠が不明瞭な為、このままでは誤解を招くとの異議もあがっています。
経済的な理由
この2008年の9月にはリーマンショックがあり、保険適応外のレーシック手術にはまとまったお金(数十万円)がかかるため、景気の影響があるのではないかというものです。
レーシック手術に対する安全イメージの低下
ある眼科クリニックで手術機器をきちんと殺菌処理せず、そのずさんな管理体制から、レーシックを受けた患者の約1割にも当たる67人が感染性結膜炎などに集団感染した問題です。
大きく取り上げられたので、多くの人々にレーシック手術はリスクが高いとのイメージを与えたと言われています。
メガネやコンタクトレンズの機能向上
メガネをかける女性のイメージが良くなったり、進化した使い捨てコンタクトレンズなど、取り入れやすい視力矯正方法が増えたため、それで充分と感じる人が多くなったこともありそうです。
メガネやコンタクトレンズで充分
視力を矯正するための方法として、まず考えられるのがメガネとコンタクトレンズですよね?
メガネは外見に影響するし、コンタクトレンズは扱いが面倒でした。
その為そういった事に煩わせられたくない人達がレーシック手術を考えるという事があったかと思います。
しかし現在では状況は変わってきているようです。
メガネ
昔に比べて安く、多様なデザインで個性を主張したりおしゃれを演出できる様になりました。
またレンズが軽くて負担が少ない・フレームが柔らかいなど機能的なものも次々出ています。
特に昔ならメガネブス、な〜んて言う言葉もあった女性の使用者が「メガネ女子」としてもてはやされたりして、伊達眼鏡までかける人もいるそうですから、時代の差を感じます。
コンタクトレンズ
使い捨てレンズの広まりもあって全体的にお手入れが楽になり、生活スタイルによって使い分けも可能になりました。
私もメガネが嫌でソフトコンタクトレンズでしたが、今は使い捨てレンズで満足しています。
昔は海外旅行にも蒸留水を持ち歩いて毎日煮沸殺菌していた頃が嘘の様に楽です。
使い捨てコンタクトは酸素透過度や乱視用・遠近両用というようにどんどん進化しているので選択肢も広がり、自分の眼に合うものがあれば気軽に試してみることができて外見にも影響しないので便利ですよね。
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まとめ
レーシック手術が減った理由としては・・・
- 経済的な負担
- 安全イメージの低下(感染症)
- 年齢や条件に制限がある
- 術後の問題が取りざたされた
- メガネやコンタクトレンズで充分
今回調べてみて、レーシック手術は現在必要以上に敬遠されてしまっているとの印象です。
確かにずさんな衛生管理や事前のきちんとした検査・説明のなかった医療機関による事故や不具合によって大きなリスクを印象付けられてしまいましたが、本来ならメガネ、コンタクト以外の選択肢として、少ない負担でできる視力矯正手術な筈ですね。
コンタクトが合わなかったり、メガネが生活に不便を生じるなど、人によって生活の質の改善を期待できます。
まず第一に時間をきちんととって検査を行い、レーシックが適用できる状態なのか、リスクも含めてきちんと説明してくれる医師のいるクリニックに相談すると良さそうです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
他にも、『Oops!』と驚くような内容の記事がありますので、楽しみながら読んでくださると嬉しいです。